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海洋廃棄ペットボトル1.8万本が“働くユニフォーム”へ 愛知のサステナブル素材、岐阜の企業が採用 “環境を守る”共感がつないだ連携(2026年5月1日掲載) - 日テレNEWS NNN

日テレNEWS NNN 2026-05-01
海洋廃棄ペットボトルから作られたサステナブル素材が企業のユニフォームに採用され、環境配慮とビジネスの連携事例を紹介

専門家の視点

海洋プラスチック問題とユニフォーム産業の接続は、環境配慮型製品の需要が「物語」主導で創出されている典型例です。1.8万本という具体的な回収量は実体として提示されていますが、この量がユニフォーム全体の材料構成に占める割合や、通常のポリエステルとの価格差、着用時の耐久性といった経済合理性や技術的側面が示されていません。「環境を守る」共感が連携をつないだという物語は美しい一方で、この共感が持続的な需要となるためには、コストや機能性といった実体的価値の裏付けが不可欠です。次の観測点は、このユニフォームが他社に波及し、標準的な選択肢となるかです。単発の採用事例にとどまる限り、物語先行の構造から脱却しません。現時点では、環境配慮が調達判断の主要因となる段階ではなく、共感という非定量的な要素が先行している点を認識すべきです。この種の連携をスケールさせるには、環境負荷削減効果をLCA(ライフサイクルアセスメント)で可視化し、価格差を正当化する仕組みが必要です。期待が実体を追い越す前の、今が制度設計の好機です。

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