再エネ・技術

Meta、AIインフラ向け電力確保で新提携 宇宙太陽光を活用へ - Yahoo!ニュース

Yahoo!ニュース 2026-04-28
MetaがAIインフラ用電力確保のために宇宙太陽光発電の活用を目指す新たな提携を発表。

専門家の視点

宇宙太陽光発電は理論上、地上設備の5倍以上の発電効率を持ち、天候の影響も受けません。しかし電力を地上へ送るためのマイクロ波伝送の実証は地上で数キロメートル規模が限界で、軌道上での実証は2030年代を待たねばならないのが現在の物理的制約です。MetaのAIデータセンター需要は今この瞬間も拡大し続けており、この時間軸の非対称性こそが構造の核心です。 物語は壮大ですが、実体としての送電インフラは未成熟です。一方で、Metaが宇宙太陽光に目を向けた事実は、既存の送電網拡張や再生可能エネルギーだけではAI需要を賄えないという市場の認識を反映しています。これは物語先走りと実体の翻訳不足が同時に起きている事例です。 隠れた前提を問い直すなら「宇宙太陽光は未来の電源である」という時間軸それ自体です。実際には、軌道上で発電した電力を、国際的な周波数調整や安全基準を通過させて地上に届けるには、ITUや各国規制当局の協議が必要であり、技術実証よりも制度調整が先に来ます。 次の観測点は、Metaがどの実証企業と契約するかではなく、周波数割当と電力販売のビジネスモデル確立の時期です。

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