再エネ・技術

"土地を使わない再エネ"水上太陽光発電、7割以上が「良いと思う」と支持。注目されている理由とは? - ニコニコニュース

ニコニコニュース 2026-05-01
水上太陽光発電が「土地を使わない再エネ」として7割以上の支持を得ており、その普及が期待される理由を解説

専門家の視点

水上太陽光発電への支持率7割という数字は、市民レベルの期待が高いことを示す一方、その裏で浮かぶ構造的な非対称性があります。導入のハードルが低い「土地を使わない」という物語は確かに魅力的ですが、実際には水質への影響評価や水域の占用許可、漁業権との調整といった制度的手続きが陸上より複雑です。つまり、物語は導入の容易さを強調しても、実行レイヤーの煩雑さを翻訳していません。 また、この記事が当然とする前提は「水上太陽光は陸上より優れている」というものです。しかし、送電網への接続コストやメンテナンスの難易度を加味すれば、総合的な経済合理性は立地条件によって逆転します。技術の実績はあるのに、その得失を公平に比較する物語が欠落しているのです。 次の観測点は、支持率を形成した情報が、実証データに基づく導入実績とどれだけ整合しているかです。期待先行のまま制度を動かせば、後から実体が追いつかず、地域社会の不信を招きます。この構造は、陸上太陽光の乱開発と同じ轍を踏むリスクを内包しています。

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