再エネ・技術

ホルムズ海峡封鎖で露呈した「脱炭素」の重要性…核融合・SMRで「世界をリード」する日本の発電技術の真価を専門家が解説 - Yahoo!ニュース

Yahoo!ニュース 2026-04-29
ホルムズ海峡封鎖を機に、日本が世界をリードする核融合・SMRなどの脱炭素発電技術の重要性が専門家によって解説されています。

専門家の視点

ホルムズ海峡封鎖という即時性の高い地政学リスクと、核融合・SMRという商用化まで10年以上を要する技術を同じ時間軸で語る論調が、今回の記事の核心です。即効性を持つ省エネや蓄電池、再エネ拡大という現実解が置き去りにされ、未来技術の称賛だけが前面に出る構造は、期待を先行させて実行を遠ざけます。 「世界をリードする」という表現も要注意です。過去の技術蓄積を誇張し、現在の国際競争で投資額と人材において欧米や中国が先行する現実を覆い隠します。実際、日本の原子力関連技術は研究段階のものが多く、実証から商用化までのロードマップと予算配分が明確でないまま、物語だけが独り歩きしています。 過去の同種記事も同じ論調で繰り返されており、時間が経過しても議論の深まりがありません。ここで必要なのは、基礎研究から実証、商用化までの各段階に、誰がいつ何の予算で取り組むのかという実行レイヤーの具体化です。地政学リスクを技術礼賛の材料にせず、物理制約と経済合理性に基づく政策選択が求められます。観測点は、政府支援策における各開発段階への人材と予算の具体的配分です。

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