制度・政策

2026年度以降のFIT動向を解析、事業用太陽光発電(地上設置)はFIT対象外、一部太陽光など ...

2026-05-01
2026年度以降のFIT制度で事業用太陽光発電が対象外となるなど、再生可能エネルギー政策の変更と脱炭素方針を解説。

専門家の視点

2026年度以降のFIT制度改革は、事業用太陽光の地上設置をFITの枠組みから外し、市場統合型の仕組みへ移行させる方向性です。この転換の核心は、固定価格での買取保証という「制度による価格保証」から、卸電力市場での競争という「市場による価格発見」への移行にあります。確認できる事実は政府が第7次エネルギー基本計画で両立方針を示した点であり、実際の買取価格や移行スケジュールの具体的な数値は記事からは確定できません。言えるのは、これまでFITが提供してきた投資回収の確実性が低下する分、発電事業者は市場価格リスクを自ら負担することになり、そのリスクを管理できる資金力とノウハウの有無が新規参入の分水嶺になるという点です。 過去の設備投資計画や再エネ導入モデル事業が示す通り、政策の方向性と現場の実行力の間には常に時間差と非対称性があります。今回の制度変更は「説明」の段階にあり、実際の事業環境への影響は市場統合後の価格形成を見ないと評価できません。また、極端な関税が太陽光の普及を阻害するという研究知見を踏まえると、国内の制度設計だけでなく国際的な貿易環境も、この移行の成否に影響するはずです。

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