制度・政策

物流事業者の水素・バイオマス活用支援の補助金・水素最大2.5億円 国交省

2026-04-30
国交省が物流事業者向けに水素・バイオマス活用を支援する補助金の公募を開始。

専門家の視点

物流事業者の水素・バイオマス活用に対する補助金公募です。補助上限は水素で最大2.5億円と明記されましたが、バイオマス側の上限額や、水素の利用形態(FCトラックか水素ステーションか)は記事内では確認できません。実行主体は国交省で、2026年度事業ですから、実際の補助金交付は早くても年度後半になります。 過去ニュースの水素ステーション市場予測は、今回の補助金がインフラ整備を直接後押しするかどうかを測る比較基準にはなりますが、あくまで市場規模の観測であり、今回の制度の効果を数値で裏付けるものではありません。ここで気になるのは、補助金の公募開始という「入口」の発表に対して、物流事業者が実際に水素車両を導入し運用する「出口」までの期間とコスト差が示されていない点です。水素はバイオマスと比べて設備投資が大きく、燃料価格も高いのが現状です。制度の狙いと現場の経済合理性の間に、どの程度のギャップがあるのかが不明瞭なままです。 次の観測点は、公募要領で補助対象となる車両台数やステーション整備基数が示されるかどうかです。

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