再エネ・技術

25年、再エネが最大の電力源に 世界の発電量、石炭上回る | | 全国のニュース - 佐賀新聞

佐賀新聞 2026-04-24
2025年に世界の発電量で再生可能エネルギーが石炭を上回り最大の電力源になるという国際エネルギー機関の予測記事

専門家の視点

2025年に世界の発電量で再生可能エネルギーが石炭を上回り、最大の電力源となる見通しです。この転換点は、太陽光と風力の急速なコスト低下と導入拡大が背景にありますが、記事からは技術的な実績値と予測値の境界が明確ではありません。報道は国際機関の見通しに基づくものが多く、実際の確定値は翌年の統計で初めて検証されます。つまり、この時点での「最大電力源」は計画値であり、確定値ではない点が構造的な論点です。また、発電量の増加と電力系統の安定性は別問題であり、再エネの比率が高まるほど、蓄電池や送電網の整備といった補完インフラの進捗が成否を分けます。期待が先行する領域ですが、次の観測点は各国の系統整備計画と、実際の停電リスク指標です。石炭火力の撤退速度と再エネ拡大の速度が同じ年度に交差する事実は、世界の電力政策が一つの転換点を通過したことを示しますが、この交差が持続的な構造変化になるかは、今後の天候依存電源の調整力と市場設計にかかっています。数値の確定を待つ時間軸と、投資判断の時間軸は一致しない点に注意が必要です。

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