企業動向

広告・マーケティング領域の制作・運用プロセスの脱炭素化を支援する「MIRAI STANDARD SWITCH」を提供開始

共同通信PRワイヤー 2026-08-05
企業のGX対応事例として、現場で何が求められるかを知る手がかりになります。

専門家の視点

広告・マーケティング制作は、撮影や印刷、データセンターの電力消費などで排出量が可視化されにくい領域です。このサービスは、そのプロセス単位の排出量を算定し、削減支援を行うものですが、肝心の算定基準や第三者検証の有無が示されていません。ここに実体と物語のズレがあります。算定方法が独自基準であれば、排出量の数値そのものがマーケティング資料になりかねません。別の見方として、広告業界の脱炭素は、まず共通の算定ルールを業界団体が作り、その上で各社の削減努力を比較可能にすることが先決です。現状は、個社のサービス提供が先行し、標準化が追いついていない構造です。時間軸で見ると、この種の取り組みは効果が出るまでに数年かかりますが、市場は即効性を期待しがちです。次の観測点は、このサービスが外部認証を取得するか、顧客企業の調達基準に採用されるかです。それが出るまでは、物語が実体を作り替える可能性と、実体が物語に追いつく可能性のどちらもあると見るべきであり、現時点では物語先走りの構造と判断します。

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