静岡県バイオマス活用推進計画
専門家の視点
静岡県のバイオマス計画改定は、2030年度目標を掲げつつも、その実質的な内容が県民に届いていない構造です。実体として、県は平成23年度から計画を運用し、国の基本計画改定に合わせて令和6年7月に改定しました。しかし、公表されている情報は計画の存在と担当窓口だけで、具体的な目標値、活用するバイオマス種類、削減見込み量、進捗管理の方法が一切示されていません。ここでのズレは「実体欠落」です。行政文書として計画は確かに存在するものの、市民や企業が行動を変えるための翻訳がなされていないのです。特に静岡県は森林資源や食品廃棄物、製紙業界との連携など、地域固有のバイオマスポテンシャルが高い地域です。それらの具体的な数値目標なしには、誰が何を実行すべきかが見えません。隠れた前提への問い直しとして、県計画の改定が単なる国の計画への追随に終わっていないかが論点です。次に見るべき観測点は、改定計画書の本文で設定されたKPIと、それを担当する実行レイヤーの具体性です。計画は「持続可能な循環型社会」という物語だけでは動かず、測定可能な成果と担い手の明示があって初めて実効性を持ちます。
ページID1085093 更新日 2026年8月4日 県では、循環型社会の構築に向けて、平成23年度に「静岡県バイオマス活用推進計画(県計画)」を策定し、バイオマスの利活用を推進してきました。 国内外でSDGsやカーボンニュートラルの実現に向けた取組が進む中で、国の計画である「バイオマス活用推進基本計画」の改定を踏まえ、令和12(2030)年度を目標として、令和6年7月に県計画を改定しました。 バイオマス利活用の取組を更に推進し、持続可能な循環型社会の構築を目指します。 PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。 経済産業部農業局食と農の振興課 〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 電話番号:054-221-2689 ファクス番号:054-273-1123 shokunou@pref.shizuoka.lg.jp
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