再エネ・技術

太陽光に水素、柏崎の「脱炭素」若者目線で分かりやすくPR!新潟工科大生が動画作成

新潟日報 2026-07-25
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専門家の視点

新潟工科大学の学生が柏崎市の脱炭素施策を動画でPRするこの取り組みは、実体・物語・期待の三層で見たときに「期待先行」と「物語欠落」が同居する構造です。実体としては、柏崎市が太陽光発電や水素エネルギーの導入を進めているという事実がありますが、その導入規模やCO2削減効果、事業の持続可能性といった具体的な測定可能な数値は記事からは読み取れません。学生による動画作成という「伝える」行為が先行しており、肝心の「何を・どれだけ達成したのか」という実体が翻訳されていないのです。物語の面では「若者目線で分かりやすくPR」というフレーミングがされていますが、脱炭素施策の目的(なぜ太陽光と水素なのか)やその経路、達成目標のKPIが示されておらず、物語としての骨格が欠落しています。この状態では、動画を見た市民や投資家が「柏崎は何を目指しているのか」を具体的に理解することは難しいでしょう。隠れた前提として、「若者が作れば伝わる」という発信側の自己効力感が置かれていますが、実際には受け手が求めるのは分かりやすさよりも施策の実効性と将来像です。

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