国内全製造拠点でカーボンニュートラルを達成! 三菱ふそうがCO2排出量削減に向けた取り組み ...
専門家の視点
三菱ふそうが国内全製造拠点でカーボンニュートラルを達成したと発表した背景には、2026年度から始まる排出量取引制度への対応という現実的な動機があります。ここでの「達成」は、工場内の省エネや再エネ導入に加え、クレジット購入によるオフセットを含むと推測され、実体としてのCO2削減量と物語上の「達成」の間にズレが生じる可能性があります。制度面では、排出量取引が本格化する前に自主的目标を掲げたことは、将来のコスト負担を軽減する戦略として合理的です。しかし、この取り組みがサプライチェーン全体の排出削減につながるかは、本社や物流、ディーラー網が含まれていない点で不透明です。期待先行の構造がここに見えます。市場は「製造拠点100%再エネ」を好意的に受け止めるでしょうが、トヨタとの統合計画やEVシフトの遅れといった別の実体が重なると、このニュースだけでは株価や投資判断に直結しにくいでしょう。隠れた前提は「製造拠点でのカーボンニュートラル=製品の環境価値向上」です。実際には、走行時の排出が大半を占める商用車では、製造段階の削減よりも電動車の普及率がより重要な指標です。
現在位置: carview! ニュース 業界ニュース 国内全製造拠点でカーボンニュートラルを達成! 三菱ふそうがCO2排出量削減に向けた取り組みを加速 現在JavaScriptが無効になっています。Carview!のすべての機能を利用するためには、JavaScriptの設定を有効にしてください。 JavaScriptの設定を変更する方法はこちら。 全て見る1枚 日本政府は2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、GX(グリーントランスフォーメーション)政策を推進しており、2026年度からは温室効果ガスの排出量取引制度(GX-ETS)の本格運用や、上場企業ではスコープ3(サプライチェーン全体の排出量)を含むサステナビリティ情報の開示が始まるなど、排出量の多い大企業を中心にCO2排出量の削減に向けた取り組みが加速している。 こうした中、三菱ふそうトラック・バスは製造拠点の脱炭素の取り組みを推進し、このほど、2025年に日本国内の全製造拠点においてカーボンニュートラルを達成したことを発表した。 【画像ギャラリー】国内の全製造拠点においてカーボンニュートラルを達成した三菱ふそう(5枚) 文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/三菱ふそうトラック・バス・フルロード編集部CO2排出量削減に向けた取り組み 三菱ふそうトラック・バスは7月17日、2025年に日本国内の全製造拠点においてカーボンニュートラルを達成したと発表。再生可能エネルギーの導入や省エネルギー化を進めるとともに、削減が困難な温室効果ガス排出量については認証済みカーボンクレジットを活用し、排出量を実質ゼロとした。 カーボンニュートラルを達成したのは、トラックや産業用エンジンなどを生産する川崎製作所(神奈川県川崎市)、トランスミッションを製造する中津工場(神奈川県愛甲郡)、バスを製造する三菱ふそうバス製造(富山県富山市)、架装メーカーのパブコ(神奈川県海老名市)の国内4拠点である。 三菱ふそうでは、各拠点の認証取得を進めている国際規格のエネルギーマネジメントシステム「ISO 50001」および環境マネジメントシステム「ISO 14001」に基づき、環境性能やエネルギー効率の継続的な改善を推進。 これまでに、国内生産拠点で使用する電力を再生可能エネルギー化、自家消費型太陽光発電設備の導入、製造工程における省エネルギー施策を進めるなど、生産活動に伴うCO2排出量を大幅に削減してきた。 今回のカーボンニュートラルは、これらの排出量削減を最大限実施したうえで、なお残る温室効果ガス排出量を認証済みカーボンクレジットで相殺することで実現したものだ。 なおカーボンクレジットとは、省エネや再生可能エネルギーの導入、森林整備などによるCO2削減・吸収量をクレジットとして取引できる仕組みで、排出量削減が難しい企業は購入して自社の排出量を相殺できる。 三菱ふそうは、今後もCO2排出量削減活動を継続しカーボンニュートラルの維持を図るとしており、脱炭素社会の実現に向け貢献していく考えだ。 関連記事 【もっと見る】国内全製造拠点でカーボンニュートラルを達成! 三菱ふそうがCO2排出量削減に向けた取り組みを加速(画像5枚) 工場のカーボンニュートラルへ一歩前進! 三菱ふそうがエネマネの国際規格 ISO50001の認証を取得 「燃料電池」と「水素エンジン」どっちも重要! 2種類のパワートレーンを使い分ける三菱ふそうの「水素駆動大型トラック」を振り返る! 国産最強スペックの「スーパーグレートFV-R」堂々登場!!!! 色彩豊かな「ジャパントラックショー2026」三菱ふそうブースを振り返る! EV充電の新たな選択肢となるか!? 「eキャンター」を用いてワイヤレス充電の実証試験を実施へ! 文:ベストカーWeb ベストカーWeb 関連タグ #三菱 #トラック #IS 【キャンペーン】毎日機械洗車が50%オフ!お得に愛車をピカピカに(要マイカー登録&特定情報の入力) こんな記事も読まれています ハイデッカーなコミバスが高速道路を走るだと? 日本一お金持ちの村(?)に行ってきた!! 2026.07.21 ベストカーWeb 成形サイクルタイム短縮でCO2排出を20%減、ヤマハ発動機「ハイサイクルSMC」素材を船外機に初採用 2026.07.16 レスポンス トヨタとBMW、100%再生可能ガソリン「Nexa 95」実証へ…ボッシュも参画 2026.07.21 レスポンス 日産が中国「チェリー」車を生産へ!? 敵に塩を送るどころか“工場を稼ぐ資産”に変える新戦略 2026.07.17 ベストカーWeb 現代自動車の燃料電池トラックが「ル・マン24時間」デビュー!? 水素によるモータースポーツの脱炭素化を実証! 20
本文は配信元の記事から取得した抜粋です。
配信元の記事を読む →