企業動向

【脱炭素・SDGs・ESG】LINEヤフー:2025年度に自社のカーボンニュートラル達成、再生可能エネルギー由来の電力比率も100%に

みんなの広報宣伝部 2026-07-19
企業のGX対応事例として、現場で何が求められるかを知る手がかりになります。

専門家の視点

LINEヤフーが2025年度にカーボンニュートラルと再生可能エネルギー100%を掲げるのは、明確な実体に基づいた目標です。同社の電力消費の大部分はデータセンターで発生し、そこに再エネ由来電力を直接調達する仕組み(PPAなど)は技術的・制度的に確立しています。また、自社の事業活動に伴うスコープ1・2の排出を対象とする場合、外部クレジットに依存しなくても達成可能な範囲とも言えます。 ただし、ここには重要な物語の省略があります。「自社の」と限定することで、サプライチェーン全体の排出(スコープ3)やサービスの利用による間接的な環境負荷が議論の俎上に上がっていません。また、再エネ100%の定義が「証書購入による帳簿上の一致」なのか「物理的な再エネ電力の直接調達」なのかも不明です。制度上、前者は市場で調達可能ですが、追加性や実質的な排出削減効果には議論があります。 期待のレイヤーでは、企業の脱炭素宣言が先行しすぎているという見方もできます。

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