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【日本】ユーグレナ等4社、荷主主導の脱炭素物流モデル開始。スコープ3削減 | Sustainable Japan | 世界のサステナビリティ・ESG投資・SDGs - Sustainable Japan

Sustainable Japan 2026-07-14
ユーグレナ等4社が荷主主導で脱炭素物流モデルを開始し、スコープ3排出削減を目指す。

専門家の視点

ユーグレナを含む4社が掲げる「荷主主導の脱炭素物流モデル」は、スコープ3削減という目標に対して、荷主が物流事業者にCO2排出削減を要請するという構図です。ここで生じる構造的な問題は、規制やインセンティブを**「誰が実行するのか」**というレイヤーが曖昧なままである点です。荷主主導と謳っても、具体的にどの荷主がどの程度のコスト負担をし、物流事業者がその要請に応じるための技術導入や業務変革をどのように進めるのかという実行計画が、記事からは見えてきません。このモデルは、現状の実体として存在する「物流市場における価格競争の厳しさ」という制約と、目指す「サプライチェーン全体での脱炭素」という物語との間に、資金と実行力の橋渡しが不足している状態です。そのため、現時点では物語先行の構造と評価できます。次の観測点は、このモデルが実証段階を超えて、荷主と物流事業者の間で具体的な契約条件や排出量取引の仕組みとして結実するかどうかです。それが可視化されない限り、スコープ3削減は理念に留まる可能性が高いです。

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