再エネ・技術

JERA、サムスンC&Tと低炭素アンモニア供給網強化 日韓でVC強靱化へ

2026-07-16
JERAがサムスンC&Tと水素・アンモニアのバリューチェーン強靱化に向け協業すると発表

専門家の視点

JERAとサムスンC&Tのアンモニアバリューチェーン強化の発表は、実体として日韓間で具体的な共同事業の枠組みが動き出したことを示しています。しかし、この分野で最も重要なのは「供給網の強靱化」という物語の中身です。どこで、いつ、どの規模のアンモニアを生産し、誰が購入するのかという実行レイヤーの具体性が記事からは見えません。特にアンモニアの供給源や価格競争力、そして日本国内の受入インフラ(貯蔵・燃焼設備)の整備スケジュールが未確定なままでは、協業の合意は物語先走りのリスクをはらんでいます。隠れた前提は「日韓の連携が自動的に低炭素化を加速する」という点です。実際には、両国のアンモニア調達戦略は競合する面もあり、協業の実効性は個別プロジェクトの事業性に左右されます。本件の次の観測点は、両社が2024年度内に公表する予定とされる具体的なプロジェクトの立地とフィージビリティスタディの結果です。それまでは、アンモニアサプライチェーンという実体が物語に追いついていない段階だと判断するのが妥当です。

JERA、サムスンC Tと低炭素アンモニア供給網強化 日韓でVC強靱化へ環境ビジネス編集部 JERA(東京都中央区)は7月13日、韓国のSamsung C T Corporation商事部門(Samsung C T)と、水素・アンモニアのバリューチェーン(VC)強靱化に向けた協業に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。低炭素アンモニアの安定供給に向けて連携し、需給変動に対応できる供給体制の構築や炭素集約度(CI値)の管理手法について共同で検討を進める。 日本と韓国はいずれもエネルギー資源の多くを海外からの輸入に依存しており、脱炭素燃料の大量導入には安定した国際サプライチェーンの構築が課題となっている。今回の協業では、それぞれが構築を進める低炭素アンモニアの供給網を相互に活用し、運用面での柔軟性を高めることを目指す。 JERAは現在、水素社会推進法に基づく価格差支援制度や拠点整備支援制度などを活用し、2029年度をめどに国内初となる低炭素アンモニアバリューチェーンの構築を進めている。 こちらはKAIGI IDユーザー限定の記事です。環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める!(年間1500本以上)平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる様々なサービスに使えるポイントを貯められる無料登録ログイン注目情報(PR)この記事にリアクションして1ポイント!(※KAIGI ID登録でポイントを貯められます) オススメ情報(PR)おすすめのコンテンツ直近1週間のアクセスランキング🔒2026年度ペロブスカイト補助金が開始 申請要件を詳しく解説 水力発電を最大活用 リパワリングで高める脱炭素価値 系統用蓄電池ビジネス急拡大の中浮上した「サイバーセキュリティ」の課題 セブンイレブン、テスラの急速充電器を初導入 26年度中に約10店舗へ拡大 「脱リチウム」へNEDOが19億円、次世代電池3種を開発 GSユアサらと グリーン冷媒「R1234yf」を採用したノンフロンチラー 脱炭素計画策定システム『Green AI』 新着イベント環境ビジネスサミット THE PIONEERS 変わり始めた市場構造と成長領域、そのリアルを掴む(アーカイブ配信) 2026.04.09~2026.07.31 まで環境ビジネスカンファレンス ONLINE 次世代GX工場における設備投資最新事例 2026.08.04~2026.08.04 まで選ばれるブランドを、解剖する。~生活者・小売・店頭を動かす、これからの消費財マーケティング~ 2026.07.22~2026.07.22 までもうすぐ開催!販促会議サミット

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