ユーグレナ、丸紅グループなどと脱炭素物流モデルを開始 荷主参画で低炭素輸送を推進
専門家の視点
ユーグレナ、丸紅グループ、篠崎運輸が開始した脱炭素物流モデルは、実体として測定可能な事実が明確です。10トントラック1台、茨城県内2拠点間の輸送、バイオディーゼル燃料「サステオ51」の使用という具体的な規模と条件が示されています。しかし、物語の説明は「サプライチェーン全体での脱炭素化を促進し、低炭素物流モデルの普及拡大を目指す」と壮大ではあるものの、今回の実証で何が検証されるのか、どのKPIで成功を判断するのかが欠落しています。目的、経路、成功の定義が不明瞭なため、物語欠落の構造です。期待は、荷主が費用負担に参画する点で市場と社会に革新をもたらす可能性がありますが、1台のトラックと2拠点の実証からすぐに普及段階に入れるという暗黙の前提があります。実行レイヤーとして、燃料供給、物流事業者、荷主という3者が連携する体制は整っていますが、このモデルが他のルートや地域にスケールするための時間軸とコスト構造が示されていません。次の観測点は、この実証で得られるデータと、荷主の継続的参画を促すインセンティブ設計の有無です。
ユーグレナは、丸紅ロジスティクス、丸紅エネルギー、篠崎運輸と連携し、荷主企業が参画する脱炭素物流モデルを開始した。7月1日から、次世代バイオディーゼル燃料「サステオ51」を使用した10トントラック1台で、茨城県内の2つの物流拠点間の輸送を行う。 今回の取り組みでは、燃料供給会社や物流事業者に加え、荷主企業も低炭素輸送の導入と費用負担に参画する点が特徴。サプライチェーン全体で脱炭素化を進める新たな物流モデルとして展開する。 「サステオ51」は、燃料の51%にバイオ由来のHVO(Hydrotreated Vegetable Oil)を使用した次世代バイオディーゼル燃料で、既存のディーゼル車両や燃料供給インフラをそのまま利用できる。 ユーグレナは、今回の実証を通じて荷主を含むサプライチェーン全体での脱炭素化を促進し、低炭素物流モデルの普及拡大を目指す。 引用元記事:https://xn--q9ji3c6d676qnnlo0fgmgrr6k.com/2026/07/15/news-26026/
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