制度・政策

報道資料|第4回「持続可能な航空脱炭素化に関する有識者会議」を開催します

2026-07-13
国土交通省が第4回「持続可能な航空脱炭素化に関する有識者会議」を開催する。

専門家の視点

この会議の議論の中核は「利用者全体で広くコストを分かち合う仕組み」ですが、その前提となる「利用者の理解が得られる範囲」の定義が明確ではありません。ここに物語先走りの構造が現れています。航空脱炭素化の実体として、SAF(持続可能な航空燃料)の供給量は限られ、コストは従来燃料の3~5倍と試算されています。経済合理性の壁を、制度設計で超えようとする意図自体は妥当です。しかし、誰がどのタイミングで負担するのか、国際競争力への影響をどう織り込むのかといった実行レイヤーが欠落しており、有識者会議の議論が制度に具体性を与えるかが観測点です。物語の説明(「利用者全体で分かち合う」)は社会的受容性の議論に留まり、測定可能なKPIや失敗時の調整メカニズムにまで踏み込んでいません。期待レイヤーでは、航空業界や投資家がコスト転嫁の確度を測りかねている状況です。この構造は、実体の厳しさを物語がやや楽観的に翻訳し、期待を先行させた典型的なケースです。次の一手は、この会議が示す制度設計のスケジュールと、実際の便乗値上げの有無を検証することです。

国土交通省は、第4回「持続可能な航空脱炭素化に関する有識者会議」を下記のとおり開催します。 前回までの議論を踏まえ、必要となる論点について国土交通省から説明した上で、利用者の理解が得られる範囲で、利用者全体で広く必要なコストを分かち合う仕組みを議論する予定です。 ■ 第4回 持続可能な航空脱炭素化に関する有識者会議 1.開催日時 令和8年7月15日(水)10:00 ~ 12:00 2.開催場所 中央合同庁舎3号館8階特別会議室(東京都千代田区霞が関2-1-3) 3.議事次第 4.構成員 別紙のとおり 5.取材等 ・カメラ撮りについては冒頭(挨拶まで)のみとさせていただきます。 ・会議終了後に報道関係者に限り、中央合同庁舎3号館8階特別会議室(会議開催場所)にて、 記者ブリーフィング(14:00~)を行います。13:55までにお集まりください。 ・取材に関するお問い合わせは、下記連絡先までご連絡ください。 ・会議は非公開ですが、資料及び議事概要は、本協議会終了後に国土交通省のウェブサイト (https://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk8_000008.html)に掲載する予定です。 【連絡先・お問い合わせ先】 航空局 航空戦略室 小御門、中山、松井 代表:03-5253-8111(内線:49402、49637)、03-5253-8722(直通) 【取材希望】 航空局 航空戦略室 綿引、永瀬 MAIL : hqt-aviation-strategies.cn@gxb.mlit.go.jp PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。 左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。 Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。

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