福岡県ブルーカーボン推進協議会を開催します~水産高校生らがブルーカーボンの取り組みを報告
専門家の視点
海藻のCO2吸収機能を「ブルーカーボン」と名付け、高校生の活動報告を含む協議会を開催するという点は、地域資源と教育を組み合わせた物語としては機能しています。しかし実体面では、藻場再生面積やクレジット化の具体的なトン数、販売実績といった測定可能な数値が一切示されていません。「一石三鳥」というフレーミングは魅力的ですが、三つの目的(藻場再生・CO2クレジット・ウニ活用)が同時に経済合理性を満たす規模に達しているのかは不明です。 ここには「物語先走り」の構造があります。ブルーカーボンは海域ごとの吸収量の測定手法がまだ確立途上であり、クレジット市場の需要や価格も不透明です。小規模な高校生プロジェクトが脱炭素に直接寄与するという前提は、誤解を生む可能性があります。 見るべきは、協議会が単なる成果報告の場にとどまらず、定量的なKPIと失敗の公開を含む検証の仕組みを持てるかどうかです。現状では「参加することに意義がある」段階であり、この取り組みが本当にクレジット化やCO2削減に結びつくかは、数年後のデータを待つ必要があります。
※Foreign Languages Available 当サイトはJavaScriptを使用したコンテンツや機能を提供しています。ご利用の際はJavaScriptを有効にしてください。 海藻に吸収・固定される炭素は「ブルーカーボン」と呼ばれ、近年、そのCO2吸収・固定機能が脱炭素社会の実現に向けて注目されています。 県では、産学官からなる「福岡県ブルーカーボン推進協議会」を発足以来、藻場の保全活動を推進し、(1)藻場の再生、(2)海藻に吸収・固定されるCO2のクレジット化、(3)除去したウニを養殖し有効活用するといった「一石三鳥」となるブルーカーボン創出に取り組んでいます。 今回、7月9日に協議会を開催し、ブルーカーボンのクレジット化に向けた取り組み等の紹介や、水産高校生による活動報告を行います。 令和8年7月9日(木)14時30分~15時30分(受付14時00分から) (1)J-ブルークレジットについて (福岡県ブルーカーボン推進協議会) (2)糸島ブルーカーボンプロジェクト~ワカメ養殖による環境再生型養殖~ (3)福津かがみの海のブルーカーボンプロジェクト (4)ウニ養殖の取組事例について (福岡県水産海洋技術センター) (5)みらうみプロジェクトにおける食品加工実習について 4 主催 福岡県ブルーカーボン推進協議会 福岡県ブルーカーボン推進協議会を開催します [Wordファイル/792KB] 〒812-8577福岡県福岡市博多区東公園7番7号 利用方法:手話リンクについてをご覧ください。 Copyright Fukuoka Prefecture All rights reserved.
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