再エネ・技術

カナダ西部水素・CCSミッション

2026-07-03
ジェトロが2026年9月にカナダ西部の水素・CCSミッションを実施する

専門家の視点

ジェトロが2026年9月に開催する「カナダ西部水素・CCSミッション」は、北米最大級のCCSカンファレンスに併せた現地視察プログラムです。アルバータ州の大規模CCSとブルー水素、BC州のクリーン電力を基盤とした低炭素施策を学び、現地関係者とのネットワーク構築を目的としています。 ここで浮かび上がるのは「物語先走り」の構造です。カナダは2050年ネットゼロに向けCCUSを中核技術と位置づけ、地下貯留ポテンシャルや既存インフラという実体を誇示しますが、日本企業にとっての実行レイヤーが欠落しています。ブルー水素は天然ガス由来であり、生産過程でのメタン漏出やCCSの長期貯留実績は限定的です。視察で得られるのは政策ブリーフィングと現場訪問にとどまり、技術移転や事業化の具体的な収益構造は不透明です。参加者負担の往復移動・宿泊費を自己手配させる点も、本気度とギャップがあります。 隠れた前提は「CCSとブルー水素がカーボンニュートラルの中核技術として確立している」ことです。しかし、CCSのコスト低減見通しや貯留容量の実証データは不十分で、政策依存度が高い技術です。

This site uses javascript. To use all functions, please enable javascript. ジェトロは2026年9月、環境・脱炭素分野において特に積極的なアルバータ州、ブリティッシュコロンビア州(BC州)を対象に「カナダ西部水素・CCSミッション」を実施します。 本ミッションは、世界トップクラスのCCS拠点であるアルバータ州エドモントンで開催される、北米最大級のCCS専門カンファレンス「Carbon Capture Canada」の開催に併せて実施するものです。 カナダでは、2050年ネットゼロ達成に向け、特に電化が難しい産業分野の脱炭素化において、CCUSを中核技術の一つとして位置づけています。 アルバータ州では豊富な地下貯留ポテンシャルと既存のエネルギーインフラを背景に、大規模CCSやブルー水素製造を含む産業クラスター側の脱炭素化が進展しています。 一方、BC州ではクリーン電力を基盤に、水素や再生可能エネルギー、CCSを組み合わせた低炭素化施策が推進されています。 本ミッションでは、BC州およびアルバータ州における水素・CCS関連政策のブリーフィングや関連プロジェクト、企業、大学・研究・試験認証機関の視察・訪問を通じて、先進的な脱炭素の取り組みを学びます。また、現地企業や政府関係者との交流会などを複数回実施し、同分野の関係者とのコネクション構築を支援します。 現地視察や関係者との交流を通じて理解を深めると共に、ネットワーク構築の機会として、ぜひご参加ください。 2026年9月14日(月曜)~9月17日(木曜) ※現地集合(バンクーバー)、現地解散(エドモントン)です。 ※ミッション開始前日までに現地入りされることを推奨いたします。 ※訪問先及びスケジュールは予定につき、今後変更となる可能性があります。※詳細は添付の募集要項内「2.ミッション日程(案)」をご確認ください。 ※日本あるいは出発地から現地までの往復移動手段(航空券等。バンクーバーからエドモントンへの航空券も含む)、飲食代、宿泊代等は参加者ご自身での手配およびご負担をお願いいたします。※費用の詳細は、添付募集要項の「5.参加費用」をご確認ください。 現在、オンラインの申込みフォームに障害が発生しております。 ご迷惑をおかけして申し訳ありませんがしばらくお待ちください。--> イベント申し込みページで必要事項を入力・送信してください。※はじめてのお申し込みの方は「お客様情報登録」(無料)が必要です。 2026年08月01日(土曜) 12時59分 ジェトロ・トロント事務所 (担当:古里・上地・山田)Tel:1-416-861-0000 Fax:1-416-861-9666 E-mail:tor@jetro.go.jp

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