排出量算定

住友林業株式会社と「高知県県有林J-クレジット共同創出事業」に関する協定を締結しました - pref.kochi.lg.jp

pref.kochi.lg.jp 2026-06-22
住友林業と高知県が県有林を活用したJ-クレジット共同創出事業の協定を締結した。

専門家の視点

住友林業と高知県が県有林を活用したJ-クレジットの共同創出事業で協定を結びました。ここでの実体は、県有林という既存の物理的リソースと、J-クレジットという制度設計された市場メカニズムの接続です。具体的なクレジット創出量や事業期間、収益配分といった実行計画が記事からは読み取れず、実体が物語に翻訳されていない構造になっています。 物語は「官民連携によるカーボンクレジット創出」という前向きなフレームですが、誰がどの規模で実際に吸収源を管理・計測し、クレジットを販売するのかという実行レイヤーが示されていません。協定の締結自体がゴールではなく、ここから始まるのは森林管理の実務と、クレジットの品質を担保する体制構築です。 期待のレイヤーでは、自治体や林業関係者がこの協定を森林価値の転換点と捉え先行して走り出す一方、投資家や市場は具体的なクレジット供給量が見えないため様子見になる可能性が高いです。この記事の隠れた前提は「J-クレジットがあれば自動的に森林保全の経済性が成立する」というものです。実際にはクレジット価格と管理コストのバランス、長期にわたるモニタリング体制の持続性が成否を分けます。

配信元の記事を読む →
← GXニュース一覧に戻る