カーボンニュートラルがテーマの無料ウェビナー「脱炭素社会の移行に伴う新たなビジネスチャンス ~有望な技術・事業 / プレイヤー探索の道しるべ~」を再開催 (2026年6月24日掲載)
企業のGX対応事例として、現場で何が求められるかを知る手がかりになります。
専門家の視点
このウェビナー告知は、カーボンニュートラル移行における「実体」と「物語」の間に大きな隙間がある構造を示しています。タイトルは「有望な技術・事業」「プレイヤー探索」というフレーミングで、脱炭素を新たな成長機会と位置づける物語を強く打ち出しています。しかし、本文には具体的な技術や企業名、実証段階、市場規模といった実体が一切含まれていません。これは典型的な「物語先走り」の構造です。ビジョンと期待だけが先行し、参加者がそこから何を掴めるのかが不明瞭です。この構造の背景には、「まずは関心を集めることで参加者を増やし、後から実体を提示する」というイベント運営の戦略があると推測できますが、GX分野においては、このアプローチは逆効果になり得ます。参加者が具体的な数値やビジネスモデルを求めて来場した場合、抽象的な期待論だけでは失望につながるからです。このウェビナーの成否は、当日の講演内容がどれだけ実体を明らかにできるかにかかっています。現時点では、宣伝としての物語と、視聴者が期待する実体の間にズレが生じていることを指摘せざるを得ません。