再エネ・技術

【会見ノーカット】閣議後 石原環境相 記者会見「ペロブスカイト太陽電池の社会実装について ...

2026-06-19
石原環境相が会見でペロブスカイト太陽電池の社会実装について述べた。

専門家の視点

本記事の会見は、ペロブスカイト太陽電池の社会実装に向けた政府の意気込みを示す重要な物語形成の場です。石原環境相が具体的なKPIやロードマップに言及したかどうかが、実体とのズレを測る観測点になります。現時点でペロブスカイト太陽電池は、軽量・柔軟性という物理的優位性を持つ一方、耐久性や大面積化、量産技術の実証段階にあり、コスト競争力の実体は未確立です。 ここで見えやすいズレは、物語先走りの構造です。政府の「社会実装」という強いビジョンに対し、実体としての製造コスト低減や長期安定性の担保、設置規制の整備が追いついていない可能性があります。特に、誰が実行するのかという実行レイヤー(建材メーカー、工務店、電力会社)への明確なインセンティブ設計が伴わなければ、期待だけが先行するリスクをはらみます。 隠れた前提は、「ペロブスカイト太陽電池が既存シリコン型を代替する」という枠組みです。しかし、この技術の真価は、シリコン型では設置できなかった場所(ビル壁面・曲面・薄い屋根)への導入という新たな市場創出にあります。

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