再エネ・技術

【太陽光発電】プラチナ構想ネットワーク:営農型太陽光発電の政策提言を公表、適正化と推進の両立を要請

みんなの広報宣伝部 2026-06-11
プラチナ構想ネットワークが営農型太陽光発電の適正化と推進の両立を求める政策提言を公表した。

専門家の視点

営農型太陽光発電は、農業と発電の両立という実体を持つ一方で、事業者の参入が進むほど「営農が形骸化する」というリスクも同時に抱えています。今回の政策提言は、この二律背反を「適正化と推進の両立」という目標で束ねようとする物語ですが、肝心の実行レイヤーが欠落している点が最大の課題です。誰が、どのようなKPIで、違反事業者を排除しながら新規参入を促すのか、その制度設計と執行の具体像が示されていません。 物語は「環境価値と農業価値の共存」という理想を掲げますが、実体としての日本の農地制度(農地転用許可の厳格性)や、担い手不足による遊休農地の増加という現実は、この物語が想定するほど単純ではありません。提言が「適正化」を強く打ち出すほど、現場の事業者や農家は「推進」の旗を差し出すことに慎重になるでしょう。ここには、政策の物語と現場の期待の間に明らかなズレが生じています。 次の観測点は、この提言が農林水産省や経済産業省の具体的な省令改正や補助金要件にどのように落とし込まれるかです。中央省庁間の縦割りを超えて、実効性のある執行体制が組めるかどうかが、営農型太陽光発電の未来を分ける分水嶺になります。

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