排出量算定

GHG算定の次なる壁「Scope3削減」を突破する。ブライトイノベーションがバリューチェーン・エンゲージメントの解説ウェビナーを6月18日(木)に開催 - PR TIMES

PR TIMES 2026-06-04
排出量算定やScope対応の実務理解に直結し、GX業務の入口として重要です。

専門家の視点

このウェビナー案内が示す構造は「物語先走り」です。Scope3削減を「次なる壁」と表現しながら、削減行為そのものの難しさや技術的課題ではなく、サプライヤーとのコミュニケーション手法(バリューチェーン・エンゲージメント)を解決策として提示しています。ここで隠れた前提は「Scope3削減の壁は情報共有や対話不足にある」というフレーミングです。しかし、実際のScope3削減の障碍は、そもそも排出量データの一次データ入手困難性や削減手段の技術的限界、コスト負担の不均衡といった構造的実体にあります。コミュニケーション手法で突破できる壁なのかという問いが欠落しています。制度面では、GHGプロトコルが求めるScope3算定自体が任意項目の多いフレームワークであり、削減の実効性を担保する規制やインセンティブが日本では未整備です。つまり、ソフトウェアやウェビナーによる「対話の場」は増えても、実行レイヤーである購買部門のコスト負担やサプライヤーの技術転換が進まなければ、排出量は減りません。この構造を手渡します。

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