制度・政策

トランプ氏、発電所新設など石炭産業に1100億円 脱炭素には逆行 - 朝日新聞

2026-06-05
トランプ氏が石炭産業に1100億円を投じ発電所新設やアジア向け輸出を計画、脱炭素の国際潮流に逆行する動き

専門家の視点

7億ドルの石炭投資は脱炭素の世界的潮流に逆行しますが、金額規模は米国の年間エネルギー関連投資の約0.1%と限定的です。発電所新設2基と輸出港整備1カ所という実体に対し、「石炭産業支援」と「脱炭素との逆行」という対立軸で強く語られています。ここでは「規模と効果のギャップ」のズレが顕著で、1100億円という数値のインパクトが政策の象徴性に比して過大評価されるリスクがあります。また、米国の国防生産法を根拠に「安全保障」という枠組みで石炭が正当化される一方、アジア輸出の明記は日本・韓国を越境排出の受け皿として暗に位置づけています。日本のGX人材は、この記事から「米国の石炭回帰が国際的な排出量取引や規制のあり方を変えうる」と読み解き、日本企業がアジア市場で石炭火力の需要変動リスクを想定したポートフォリオ戦略を検討する必要があります。

メールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするlistはてなブックマークでシェアする米ホワイトハウスの大統領執務室で2026年6月4日、石炭の政策について話すトランプ大統領=ロイター [PR] トランプ米大統領は4日、米国内の石炭産業を支援するために7億ドル(約1100億円)を投じると発表した。石炭火力発電所を新設し、西海岸に港を整備して日本や韓国などアジア向けの輸出にも力を入れる。一方、脱炭素の潮流の中で、先進国で強まる石炭火力を減らす動きとは逆行することになる。 エネルギー省などの発表によると、アラスカ州などで計2カ所の発電所を新設し、東部メリーランド州の発電所を再稼働させる。さらに、戦時に物資を確保するためなどに使われた「国防生産法」を根拠に、全米の既存の発電所13カ所の改修や運転期間の延長も進める。西部カリフォルニア州では、石炭輸出を強化するために新たな港をつくる。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません お気に入りのニュースサイトをGoogleで優先的に表示できます。今すぐ「朝日新聞」をかんたん登録

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