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西十勝森林組合と道銀、バイウィルがJ- クレジットで連携協定 - 十勝毎日新聞

十勝毎日新聞 2026-06-04
西十勝森林組合と道銀、バイウィルがJ-クレジットの活用に向けた連携協定を締結した。

専門家の視点

西十勝森林組合、道銀、バイウィルによるJ-クレジット連携協定の構造を見ると、実体としては「地域森林資源を使ったカーボンクレジットの創出・販売」という具体的な枠組みが成立している点が観測できます。一方、物語は「脱炭素と地域振興の両立」という標準的なフレームに収まっており、クレジットの販売目標や収益の森林整備への再投資といったKPIが示されていないことが気になります。すなわち、この協定は発表段階であり、実際のクレジット量や販路確立といった実体がまだ見えていません。期待のレイヤーでは、道銀という金融機関と森林組合の連携は地域金融のGXシフトという点で前向きです。しかし、この構造の核心的なズレは「物語欠落」です。クレジットの単価や需要家の確保、年間の創出量など、事業の具体性を測る数字が一切なく、何をどこでどのくらい達成するのかという目標が不在のままです。これは、協定締結という手続きが先行し、実行レイヤーの検討が後回しになる典型的なパターンです。次の観測点は、この協定が具体的なプロジェクトの開始時期や売電・クレジット販売の数量目標をいつ公表するかです。

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