制度・政策

太陽光パネルリサイクル法が成立! 今後の課題「拡大生産者責任(EPR)」とは? – 国際環境NGOグリーンピース - greenpeace.org

greenpeace.org 2026-06-02
太陽光パネルリサイクル法が成立し、拡大生産者責任(EPR)の今後の課題について報じている。

専門家の視点

太陽光パネルリサイクル法の成立は、廃棄物を「実体」として前に進めた制度改正です。しかし、この記事が焦点を当てる拡大生産者責任(EPR)の本質は、単なる処理費用の負担者変更ではありません。実体として、現在の日本では使用済みパネルの排出量が本格化する2030年代に向けて、リサイクル施設の処理能力や技術の実証が圧倒的に不足しています。ここに「物語先走り」の構造があります。法制度が生産者責任を謳う一方で、実際にパネルを回収し破砕・分別する実行レイヤーである廃棄物処理業者や自治体の準備が追いついていないためです。記事が当然とする「生産者が責任を負えばリサイクルが進む」という隠れた前提には、回収ロジスティクスやリサイクル材の需要市場という実体が欠落しています。次の観測点は、この法律が施行された後、どの事業者がいつどこで実証規模のリサイクルを始めるかであり、そこに進捗が見えなければ、期待だけが先行する典型的なパターンに陥ります。

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