制度・政策

【速報】中東情勢受け脱炭素電源を最大限活用と首相 - 47NEWS

2026-06-03
高市首相が中東情勢を受け、原子力や地熱など脱炭素電源の最大限活用を表明した。

専門家の視点

中東情勢の長期化という外的ショックを契機に、脱炭素電源の最大限活用が表明されましたが、ここには実体と物語のズレが潜んでいます。実体として、日本国内の原子力発電所の再稼働は規制審査や地元同意という制度的手続きに長期間を要し、地熱発電も開発リードタイムが短くありません。一方、首相の物語は「中東混乱→脱炭素電源で対応」と短絡的に結びつけていますが、実際に電力供給に寄与するまでの時間軸が示されていません。この物語は、現状の電源構成の逼迫を即座に解決する手段ではなく、中長期的な方針転換として理解すべきです。隠れた前提は「脱炭素電源の最大限活用が中東リスクへの直接的な対抗策になる」という点です。実際には、短期的なエネルギー安全保障にはLNG調達先の多様化や備蓄運用の方が効きます。構造を言い切ると、物語先走りの典型であり、実体が追いつかないまま期待だけが先行するパターンです。次に見るべきは、具体の再稼働スケジュールや地熱開発の促進策が示されるかどうかです。

共同通信 高市早苗首相は3日の衆院代表質問で、中東情勢の混乱長期化を受け、原子力や地熱発電といった脱炭素電源を最大限活用すると述べた。 国内外約100の拠点を軸に、世界情勢から地域の話題まで、旬のニュースを的確に、いち早くお届けします。

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