人材・キャリア

【日本自動車販売協会連合会東京都支部】脱炭素コミュニケーターの育成を推進

2026-06-03
日本自動車販売協会連合会東京都支部が脱炭素に精通した人材を育成する「脱炭素コミュニケーター」の育成を推進している。

専門家の視点

脱炭素人材の育成において、実体と物語の間にズレが生じています。研修プログラムの設計(座学+カードゲーム)や全国への展開実績(愛知、大阪、鳥取、京都など)という実行実体は着実に積み上がっています。しかし、肝心の「誰が何を伝えるのか」という物語の核心が不明瞭です。記事はコミュニケーターの育成プロセスを詳細に説明する一方で、彼らが実際にどのような場面で、どのような相手に、どんなメッセージを届けるのかという出口戦略が示されていません。研修内容の充実と全国組織化という制度面は先行しているものの、育成した人材がGXの実践現場でどう機能するかという実行レイヤーが欠けています。この構造は、物語先走りの典型です。コミュニケーターの質の統一化や情報交換は重要ですが、その前に「伝える先が誰か」を明確にする必要があります。次の観測点は、育成されたコミュニケーターの派遣先や活動実績の具体的なKPIです。数字が示されない限り、研修の効果は測定できません。

日本自動車販売協会連合会(自販連)東京都支部(加藤和夫支部長)は、脱炭素に向けた活動を加速させている。脱炭素に精通した人材育成を目的とした「脱炭素コミュニケーター」は2024年6月からスタートし、直近では5回目となり多数の認定者を輩出してきた。6回目を6月27日に開催予定だ。 脱炭素コミュニケーターの研修会では、講師による座学で知識を深めるだけでなく、参加型の環境に関するカードゲームも実施し、体験を通じた研修を特徴とする。東京都の後援も受け、官民が連携して、スタッフの育成に取り組んでいる。脱炭素コミュニケーターは、自販連山形県支部で始まり、地球温暖化防止全国ネットからの協力も得て東京都支部では基本コンセプトを継承しながら参加型のカリキュラムを取り入れるなど、発展させた経緯がある。今後は他支部での実施を後押しし、東京都支部として運営をサポートしていく。実際、愛知県支部や大阪府支部、鳥取県支部、京都府支部などでは東京都支部がサポートする形で実現に至っている。 また、専務理事の細沼聡氏を会長とする全国脱炭素コミュニケーター連絡協議会が昨年発足した。連絡協議会を通じてコミュニケーターのクオリティーの統一化や認定者同士の情報交換などを行っていく。

本文は配信元の記事から取得した抜粋です。

配信元の記事を読む →
← GXニュース一覧に戻る