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県産木材利用促進へ 脱炭素目指し 県が8団体と協定 /山口 - 毎日新聞

2026-05-26
山口県が林業・建設関連8団体と協定を結び、県産木材の利用促進により脱炭素社会を目指す取り組み。建物の木造化・木質化を推進する協定内容。建物GX実務に関連する動き。

専門家の視点

この協定は、県産木材利用による脱炭素を掲げていますが、実体は連携の枠組みを結んだに過ぎず、具体的な削減量や投資額は示されていません。物語としては「地域連携」や「脱炭素社会」という大きな目標で語られる一方、住宅以外の低層建物や職人育成といった手段が強調され、目的であるCO2削減効果の規模は曖昧です。期待としては、この協定が即効性のある対策と受け取られがちですが、実際には需要創出や供給体制の整備には時間がかかり、効果の実現は不透明です。特に、県が補助情報を提供するだけでは民間投資を促進する力は弱く、目的と手段が倒置している可能性があります。また、誰が具体的にどれだけの負担を負うのかが不明瞭で、利害関係者の声が省略されています。日本企業やGX人材は、こうした協定の枠組みを過信せず、自社で明確なKPIと資金計画を設定しなければ、脱炭素の実質的な進展にはつながらないでしょう。

県産木材の利用を進めるため、県は県森林組合や県建築士会など8団体と「建築物木材利用促進協定」を結んだ。林業、製材、建物の設計、施工の各分野を担う関係者が連携し、木材を使った民間建築物を増やす取り組みを進めて脱炭素社会の実現につなげる。 協定は、木造建築物の設計技術者や大工などの職人の育成と担い手確保▽住宅以外の低層建物の木造化を推進▽需要に応じた質の高い県産木材の安定供給――などで協力し、県は補助事業の情報提供や専門家の…

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