人材・キャリア

アスエネ、パーソルと脱炭素人材派遣で協業 - LOGISTICS TODAY

LOGISTICS TODAY 2026-05-19
アスエネがパーソルと協業し、脱炭素分野の人材派遣サービスを開始する。

専門家の視点

アスエネとパーソルによる脱炭素人材派遣の協業は、「誰がGXを実行するのか」という実行レイヤーの欠落を埋める試みです。実体としては、企業がカーボンニュートラル目標を掲げても、それを推進する専門人材が圧倒的に不足しており、採用も内部育成も追いつかない市場構造があります。この協業は、そうした人材ギャップを外部派遣で一時的に補完する手段を提供します。物語としては「脱炭素経営を支援する」と明確にフレーミングされていますが、派遣された人材が組織に知識を定着させる仕組みや、派遣終了後の持続可能性については検証が不足しています。期待としては、投資家や企業が「派遣人材さえいればGXが進む」と先行しやすい危険性があります。この構造は、人材派遣を恒久的な解決策と誤認させるリスクを内包しています。つまり、実体(人材不足)を物語(派遣で解決)が部分的に翻訳しているものの、システム移行や内部能力の構築という本質的な課題には応えていません。次の観測点は、この協業が派遣の枠を超えて、企業内部にGX実行力を根付かせる支援メニューへと進化するかどうかです。

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