人材・キャリア

アスエネと協業し、GX人材の派遣サービスを開始

tempstaff.co.jp 2026-05-20
パーソルテンプスタッフがアスエネと協業し、GX人材の育成・派遣を一体化したサービスを開始、3年で1000人派遣を目指す。

専門家の視点

GX実務人材の需要が顕在化する一方で、育成と派遣を一体化する新たな人材供給モデルが登場しました。本取り組みの実体は、CO₂排出量算定やサステナビリティ情報開示といった実務を担える人材が不足しているという企業側の明確なニーズと、アスエネの教育コンテンツとパーソルの人材基盤という既存リソースの組み合わせです。物語としては「3年間で1,000名育成」という具体的な数値目標が示され、派遣先での実務経験をキャリア形成に結び付ける経路も描かれています。しかし、ここで見過ごされがちなのは「誰が派遣先でこの人材を受け入れ、実務を指導するのか」という実行レイヤーの不在です。派遣された人材が即戦力として機能するには、派遣先企業側にもGX実務を理解した受入担当者と、データ管理や算定プロセスを引き継ぐ体制が必要です。教育コンテンツで理論を学んでも、現場固有のデータ整備やシステム運用には企業ごとの差異があり、それを埋める現場調整役が不足すれば、育成と派遣のループは回りません。この構造は、制度対応の物語が先行し、実行段階での人材の質と受け入れ体制という実体が追いつかない「物語先走り」の典型です。

総合人材サービスのパーソルグループで人材派遣・アウトソーシング事業を展開するパーソルテンプスタッフ株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 木村 和成、以下パーソルテンプスタッフ)は、CO₂排出量見える化・削減・報告クラウド「ASUENE」を提供するアスエネ株式会社(本社: 東京都港区、Founder 代表取締役CEO: 西和田 浩平、以下アスエネ)と、GX(グリーン・トランスフォーメーション)実務人材の育成と派遣を一体化した新たな人材供給モデルの構築に向け、協業を開始しました。本協業により、パーソルテンプスタッフは、アスエネが提供するGX・ESG動画学習サービス「ASUENE ACADEMY(アスエネアカデミー)」を登録スタッフ向け研修プログラムとして導入し、3年間で1,000名のGX実務人材の育成を推進します。 育成した人材は、企業のGX推進を実務面から支援する人材派遣サービスを通じて、企業の脱炭素対応・サステナビリティ推進における人材不足の解消を目指します。 近年、企業の脱炭素・サステナビリティ対応は、方針策定や情報開示の検討段階から、CO₂排出量の算定、サプライチェーン管理、削減施策の実行といった継続的な実務フェーズへと移行しています。特に2026年度以降は、大手企業を中心にサステナビリティ情報開示への対応が本格化することから、算定実務やデータ管理、社内外向け報告を担えるGX実務人材の不足が、多くの企業で顕在化しています。一方で、AIをはじめとするデジタル技術の進展により、総務・人事・経理などの定型業務は自動化が進み、はたらく個人には、より専門性を伴う実務スキルへのリスキリングが求められています。 GX領域は、企業側の人材需要が急速に拡大する一方で、はたらく人にとってもAI時代に代替されにくい新たなキャリア形成につながる成長分野として注目されています。こうした背景のもと、GX・ESG領域における実務知見と教育ノウハウを持つアスエネと、全国規模の人材基盤を有するパーソルテンプスタッフが連携し、育成から派遣までを一体化したGX人材派遣モデルを構築します。 本協業では、アスエネが提供するGX・ESG動画学習サービス「ASUENE ACADEMY」を、パーソルテンプスタッフの登録スタッフ向けGX研修プログラムとして5月より導入します。 受講者は、Scope1〜3のCO₂排出量算定、サプライチェーンマネジメント、カーボンプライシング、サステナビリティ情報開示など、GX実務に必要な知識を、実際の業務プロセスやデータ活用を想定しながら体系的に学習します。「ASUENE ACADEMY」は、累計15,000名以上の受講実績と900社以上への導入実績を持つGX・ESG動画学習サービスであり、環境省認定制度「脱炭素アドバイザー ベーシック」にも正式対応しています。 理論理解にとどまらず、GX実務の現場で求められる業務フローや判断プロセスを踏まえた学習内容により、現場での実行力を備えた人材の育成を支援します。研修を修了した人材は、パーソルテンプスタッフを通じて「GX人材派遣サービス」として企業に派遣され、排出量算定、サステナビリティデータの整理・更新、社内外向け報告に向けた情報整備など、GXに関わる日常オペレーションを担います。企業が導入している各種システムやプラットフォームを活用しながら、継続的なGX業務を支える実務リソースとしての活躍を想定しています。また、「ASUENE ACADEMY」の修了者にとっては、企業への派遣に加え、GX・サステナビリティ領域における実務経験をより深めるキャリアパスの一つとして、アスエネのカスタマーサクセス業務やGX関連の業務支援領域に関わる機会も想定されています。GX人材の育成と、実務の現場への接続を段階的に広げることで、企業のGX推進における実行リソース不足の解消と、はたらく個人のGX領域への持続的なキャリア形成を同時に実現してまいります。 GX領域では、制度対応や開示方針の整理は進んでいるものの、「実際に算定やデータ管理を担える人材が不足している」という声を多く伺っています。本協業は、GX実務に必要なスキルを学び、現場で活かせる人材を継続的に育成・派遣することで、企業のGX推進を実行面から支える取り組みです。同時に、はたらく個人にとっても、GXは今後長期的に需要が見込まれる分野であり、既存の事務スキルに専門性を組み合わせることで、新たなキャリアの選択肢を広げることができると考えています。パーソルテンプスタッフは、育成と派遣を通じて、脱炭素社会の実装と、はたらく人の持続的な成長の両立に貢献してまいります。 パーソルテンプスタッフは、本協業を通じてGX実務人材の育成・派遣を推進し、2026年4月に新

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