アスエネ、パーソルと脱炭素人材派遣で協業 | LOGISTICS TODAY
専門家の視点
アスエネとパーソルの協業は、2026年度のサステナビリティ情報開示義務化を見据え、CO2算定やサプライチェーン管理を担う人材を3年で1000人育成・派遣するモデルです。ここには「規模と効果のギャップ」が潜んでいます。1000人という目標は投資対効果を語るための数値であって、全国の企業需要と比較すると十分とは言えず、育成した人材が実際に派遣され実務に定着するかは不透明です。また、「脱炭素アドバイザー ベーシック」対応とありますが、基礎資格取得と即戦力の間には依然として乖離があり、育成の質が需要に追いつく保証はありません。記事は人材不足解消の「物語」を前面に出し、AI普及による業務自動化をGX領域の成長機会とフレーミングしていますが、肝心の派遣先企業のコスト負担や、人材のキャリアパスといった利害関係者の視点は省略されています。日本企業は外部人材に依存する前に、自社内でGX知識を実務に落とし込む継続的なリスキリングの仕組みを構築すべきです。
産業・一般アスエネ(東京都港区)は19日、パーソルテンプスタッフ(渋谷区)と協業し、GX(グリーントランスフォーメーション)実務人材の育成と派遣を一体化した「脱炭素派遣」モデルを開始すると発表した。3年間で1000人のGX実務人材育成を目指す。 アスエネが提供するGX・ESG動画学習サービス「ASUENE ACADEMY」を活用し、CO2排出量算定やサプライチェーン管理、サステナビリティ情報開示などを学ぶ全25講座を提供する。受講者は、環境省認定制度「脱炭素アドバイザー ベーシック」に対応した検定も受験できる。育成した人材は、パーソルテンプスタッフを通じて企業へ派遣する。企業の脱炭素経営に必要な算定業務やBPO業務などを担い、実務リソース不足の解消につなげる。 背景には、2026年度以降に本格化するサステナビリティ情報開示対応がある。企業ではスコープ1-3のCO2排出量算定やサプライチェーン管理業務の需要が高まる一方、専門人材不足が課題となっている。 両社は、AI(人工知能)普及による業務自動化が進むなか、GX領域を新たな成長分野と位置づける。未経験者のリスキリングを通じて、脱炭素分野の専門人材創出を進める。 ■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。 ※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。 LOGISTICS TODAY編集部 メール:support@logi-today.com LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。 ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。 アスエネ、9/25に都内中小向け脱炭素セミナー 25/09/17 リコーとアスエネ、脱炭素経営計画支援で連携 25/07/17 アスエネと三井住友、大阪でGX戦略イベント共催 26/02/04 アスエネ、南都銀行と奈良企業の脱炭素支援 25/06/26 アスエネ、佐世保の脱炭素企業経営支援 25/06/25 自動配送ロボ、中速化で地域物流補完へ 26/05/19 ニチレイロジGとピーエムティー、冷凍AMR実証 26/05/19 30台の運送会社はなぜ「3500台の日本一」になれたか 26/05/19 西部運輸、実際の事故映像に学ぶ事故件数半減術 26/05/19 物流安全DX、いま経営者が知るべきことを議論 26/05/19 CBREと日鉄興和不、米シカゴ近郊で物流施設開発 26/05/19 アサヒロジスティクス、茨木に初の関西共配拠点 26/05/19 岐阜県、石油由来製品の流通改善を要望へ 26/05/19 パスクリエ、埼玉・嵐山拠点を1.5倍に増床 26/05/19 経団連、スタートアップ投資伸び悩みを指摘 26/05/19 運輸・倉庫の正社員不足65.9%、高止まり続く 26/05/19 MSファーマ、中東で生物製剤供給網を拡充 26/05/19 シーバ、アフリカ西岸3か国に新拠点 26/05/19 家庭用電源で充電、配達向けEVバイク発売 26/05/19 カタール航空、関西・羽田線再開で中東接続強化 26/05/19
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