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カーボンニュートラル燃料:国・業界・プレーヤーで変わる戦略…富士経済 中西凌太氏[インタビュー] - レスポンス(Response.jp)

レスポンス(Response.jp) 2026-05-18
富士経済の専門家が、カーボンニュートラル燃料に関する国や業界ごとの戦略の違いを解説したインタビュー記事

専門家の視点

カーボンニュートラル燃料を巡る戦略が国・業界・プレーヤーごとに異なるという指摘は、実体の多層性を反映しています。実体としては、燃料ごとに技術成熟度・コスト・供給網が異なり、各国の資源賦存や産業構造が戦略を規定します。例えば、欧州はe-fuelに傾斜し、日本はアンモニア混焼や水素を推進しますが、これは物理的制約と既存インフラの延長線上にある選択です。物語としては、各プレーヤーが自国の優位性を最大化するフレームで説明するため、同じ「カーボンニュートラル」でも経路とKPIが不一致になります。ここでの隠れた前提は、「技術が決まれば需要が自然に生まれる」という点です。実際には、発電・運輸・産業用途ごとに競合燃料との経済比較が厳しく、実証段階から事業化への移行において「誰がコストを負担するか」という実行レイヤーが欠落しています。期待は、政策補助と民間投資のミスマッチが加速しやすい局面です。市場は水素・アンモニアに大きく期待しますが、実体の供給インフラ整備は今後10年単位で徐々に進むため、時間軸のズレが顕在化します。構造の中心は「実体が翻訳されていない」点にあります。

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