再エネ・技術

容量市場 ⾧期脱炭素電源オークション約定結果 (応札年度:2025年度) - meti.go.jp

meti.go.jp 2026-05-13
経済産業省が2025年度応札分の容量市場長期脱炭素電源オークションの約定結果を公表した。

専門家の視点

容量市場の長期脱炭素電源オークションで約定結果が示された背後には、実体として日本の電源構成を2030年度までに脱炭素化するという物理的制約と、新規電源の建設リードタイムの長さが厳然と存在します。このオークションは、電源確保の時間軸を長期化し、投資回収の予見性を高めることで、事業者に脱炭素電源への投資を促す制度設計です。しかし、物語として掲げる「長期安定供給と脱炭素の両立」に対し、約定量が市場全体の必要容量に対して十分なのか、約定価格が実際の建設・運用コストをカバーする水準なのかという検証が不足しています。期待のレイヤーでは、発電事業者や金融機関がこの約定結果を信用リスク評価にどう反映するかが鍵です。物語先走りの構造です。ビジョンは壮大ですが、オークションで約定した電源が実際に運転開始するまでに、許可・調達・建設の各段階で遅延リスクが顕在化する可能性を織り込めていません。次の観測点は、約定したプロジェクトの着工率と、建設遅延が発生した場合の代替調達メカニズムの具体化です。

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