企業動向

古河電工・ENEOS・住友倉庫、SAFの環境価値活用したGHG排出削減の取組み推進(2026.5) - 株式会社グリーンプロダクション

株式会社グリーンプロダクション 2026-05-14
古河電工、ENEOS、住友倉庫の3社が持続可能航空燃料(SAF)の環境価値を活用し、温室効果ガス(GHG)排出削減を推進する取り組みについて発表しました。

専門家の視点

古河電工、ENEOS、住友倉庫の3社がSAFの環境価値をGHG排出削減に活用する枠組みを発表しましたが、構造を見ると「物語先行」の典型です。具体的には、SAFの本質的な課題である供給量不足や価格高騰といった実体が、発表では「環境価値の活用」というフレームに置き換えられています。誰がいつ、どの程度の量のSAFを調達し、削減量をどのように検証するのかという実行レイヤーが欠落しており、アナウンスだけが先行する構造です。 この記事が当然としている隠れた前提は「SAFの環境価値が市場で容易に取引可能である」という点ですが、実際には国際的な認証基準(CORSIA等)や二重計上防止のルールは依然として整備途上です。また、3社の役割分担も抽象的なままで、具体性に欠けます。 次の観測点は、この枠組みが実際にSAFの購入契約や第三者検証を伴う実証段階に進むかどうかです。現時点では期待先行であり、実体が追いつくまでの時間軸が不明瞭な「物語先行型」の取り組みと言えます。

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