環境省、資源循環設備の脱炭素化支援を公募 - LOGISTICS TODAY
専門家の視点
設備補助金の公募という形で、資源循環設備の脱炭素化が後押しされる構図は明確です。しかし、記事が示す5分野のうち、太陽光パネルやリチウム蓄電池のリサイクル設備は導入が進む一方で、その処理後の資源の引き取り手や再生材の品質基準といった需要側の整備が追いついているのかが焦点です。補助率2分の1という手厚い支援は設備導入の実体を生みますが、その設備がフル稼働しなければ、CO2削減という本来の目的は達成されません。ここに「実体が翻訳されていない」構造があります。つまり、設備というハードは公募で可視化されても、稼働率や再生材の市場価値というソフト面の進捗が示されていないのです。次の観測点は、採択事業者が公表する稼働実績や再生品の販売ルートの開拓状況です。実行レイヤーであるリサイクル事業者が、補助金頼みから自立した事業モデルを築けるかが、この政策の成否を分けると断定します。
公募・入札環境省は1日、プラスチック資源や金属資源のバリューチェーン脱炭素化に向けた高度化設備導入事業について、2025年度補正予算の2次公募と26年度事業の1次公募を開始したと発表した。 同事業は、リサイクル工程全体での二酸化炭素排出削減を目的に、資源循環高度化設備や再生可能資源由来素材の製造設備導入を支援するもの。物流・製造分野に関連するリサイクルインフラ整備を後押しし、脱炭素社会の実現と資源の有効利用を図る。対象事業は、省CO2型プラスチック高度リサイクル設備、再生可能資源由来素材製造設備、太陽光パネルリサイクル設備、リチウム蓄電池リサイクル設備、金属破砕・選別設備の5分野。国内事業所への設備導入が条件で、補助率は導入費用の2分の1を上限とする。 公募期間は6月5日12時まで。申請は補助金申請システム「jGrants」で受け付ける。 ■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。 ※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。 LOGISTICS TODAY編集部 メール:support@logi-today.com LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。 ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。 環境省、資源循環高度化の実証事業を公募 26/04/17 良品計画、プラスチックの店頭回収・再利用に参加 16/01/27 環境省、舶用部品の省炭素支援事業の公募開始 24/12/16 esa、複合プラ再資源化で茨城県知事賞 26/03/06 環境省、容リ法対象外製品の回収・リサイクルを実証 16/01/19 SSTとJR貨物、パレット単位の鉄道混載輸送開始 26/05/07 内航総連、燃料高騰で荷主に価格転嫁要請 26/05/07 海運GHG規制、日本修正案で年内合意探る 26/05/07 エミレーツ便数回復、貨物運賃なお高止まり 26/05/07 三井物産都市開発、埼玉に「LOGIBASE上尾」完成 26/05/07 日EU閣僚会合、物流安保視野にデジタル協力深化 26/05/07 大和物流、製造業手法導入で「物流革新」始動 26/05/07 FourKites、在庫計画と物流実行統合へAI強化 26/05/07 オーロラ、テキサスで自動運転食品輸送を開始 26/05/07 インターロック認知調査、8割超が「知らない」 26/05/07 DHL、ペプコ向け欧州物流網を拡張 26/05/07 ダイムラー・トラック、英販売網買収で直営強化 26/05/07 宮崎県、農産物流通向け物流改革補助を公募 26/05/07 味の素、岐阜に半導体材料新工場用地取得 26/05/07 欧州ゼロエミ物流、制度分断が普及阻害 26/05/07
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